OUR LASER MICROFABRICATIONシーエステックのレーザー微細加工

シーエステックのレーザー微細加工の特徴

シーエステックのレーザー微細加工は、打ち抜き加工やCO2レーザーに比べてバリが出にくく高い精度で加工が可能です。小さな穴や複雑な形状、厚み方向に対してなど、部分的な加工の際にレーザー加工で対応します。アクリルなど、打ち抜くと割れてしまうような樹脂素材の加工に適しています。

 シーエステックのレーザー加工CO2レーザー加工一般的な打ち抜き加工
長所
  • 非熱加工の為、バリが出にくい。
  • レーザー径が7μの為、微細加工が可能です。従来レーザーで加工が出来なかった素材に加工が可能(PDMS COP etc,)
  • カメラで補正が可能なため、パターンのある商品を、精度よく微細加工が可能。
  • 高い効率性を持ち、色々な素材に加工可能です。
  • 金型で抜く為、量産性が高い加工です。
短所
  • 微細レーザの為、材料厚みが厚い物は、加工時間が長くなります。
  • 熱影響の受けやすい素材は、焦げやバリが出ます。
  • 微細な加工に適しておりません。
  • 抜き方向に多少のバリが出ます。
  • 微細な加工は困難です。
バリについてシーエステックのレーザー加工のバリ

加工断面が比較的直角になり高い精度の加工が可能です。

シーエステックのレーザー加工のバリ

PET0.1t 0.5Φ150倍拡大したもの。

CO2レーザー加工のバリ

レーザ入射部にバリが出やすくなります。

CO2レーザー加工のバリ

PET0.1t 1.0Φ穴 70倍拡大したもの。

一般的な打ち抜き加工のバリ一般的な打ち抜き加工のバリ型で抜く製品は、抜き方向にバリが出やすいです。
R・バリシーエステックのレーザー加工のR・バリ

小さな部品の角が直角になりやすいです。

シーエステックのレーザー加工のR・バリ

PET0.1t 70倍拡大したもの。

CO2レーザー加工のR・バリ

微細部材の角が直角にならずにRが生じやすくなります。

CO2レーザー加工のR・バリ

PET0.1t 70倍拡大したもの

 
曲げ罫線
について
シーエステックのレーザー加工の曲げ罫線について

薄いフィルムも曲げ罫線を付けることができます。

シーエステックのレーザー加工の曲げ罫線について

PET25μ曲げ罫線加工したもの。

CO2レーザー加工の曲げ罫線について

薄いフィルムの曲げ罫線はバリにより直角に曲げることができません。

CO2レーザー加工の曲げ罫線について

PET25μ曲げ罫線加工したもの

266nm~1064nmの4波長に対応

レーザー微細加工は通常、基本波(1064nm)、グリーンレーザー(532nm)、UVレーザー(355nm)の3波長までを扱うことが多い中、シーエステックのレーザー微細加工は深紫外レーザー(266nm)の4波長を扱うことができます。波長が短くなればなるほど、レーザービームの径を細く絞ることができるので対象物の熱ストレスが減り、より微細で品質の高い加工を行うことが可能となっています。

266nm~1064nmの4波長に対応

ピコ秒レーザーで微細なレーザー加工が可能

ピコ秒レーザーによる加工は、長いパルス幅を持つレーザーに比べ、以下のような利点があります。

ピコ秒レーザーの利点

  1. 材料を瞬時に蒸発させることにより、熱影響の少ない精密な加工が可能
  2. 光吸収が低い素材に対しても波長に依存しない加工が可能

シーエステックはピコ秒レーザーを扱うことができる機械が充実しているため、より高精度で微細なレーザー加工を行うことが可能となっています。

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